鬼段階設定

神・仙人・鬼
霊気を完全にコントロールすることが出来る。

術師
霊炉の中でも霊気をコントロールする術を身につけた者。

霊炉
霊気の増殖率が1000倍を超える者。怨気に対する感受性が非常に高く、鬼にも感知されやすい。桜華の学生はこの位置。

増殖者
霊気を呼吸により5倍程に増殖することが出来る者。

一般人
霊気を普通に呼吸出来る者(霊気を1吸い込むと1吐き出す)

償却者
霊気を分解する酵素を持つため、怨気への抵抗力がない。大体の場合脳内に癌状態を引き起こし死に至るが、
まれに癌状態を回避し、前頭葉(海馬)へ怨気を蓄積させていく。

着床
脳内の怨気が人間の思惟に触れ、質量・概念を持たない「Null(ナル)」の状態から質量・概念を持つミームに変化した者。
外科手術や術師たちの異能により取り除くことが可能。
(但し怨気から完全隔離することができないため結界(高密度の霊気の檻)に幽閉する必要がある。)

発現
着床したミームと化した怨気は鉱物状に変化して脳内に蓄積されていく。これが頭蓋骨や頭皮を突き破ると角のような形状になる。
鬼自身の願望を叶えるのに邪魔な概念を打ち消す力を持ち始める。これ自体は限定的・瞬間的なものだが、
この角を壊すと「概念爆発」が起き、半径数メートル~数キロの概念異常の場を作り出す。そのため角を破壊せず肉体的殺傷を行う必要がある。
通常の鬼はこの段階にある。

侵食
願望の強度により、不足する者は「発現」に留まるが、純粋な願いを強く持つ者は更に脳が侵食されていく。
第4段階に進ませない為に緊急的な消却処理が必要となる。
「刻姫」は当初発現段階であったが、強力な怨気の蓋にされたため急速に状態が進み現在この侵食状態にあり、最終段階「創造」に近づきつつある。

創造
脳だけでなく全身全てが怨気に置き換わった状態。全身が鉱物化しており、意思を持たずに願望(概念)を上書きする装置に過ぎない状態となる。